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東北の次の推し産品が集まります 手作り食品や雑貨の販売会 仙台・アエルで2月28日から

販売される商品の一例

 地元以外ではあまり知られていない東北の手作りの食品や雑貨を販売する「いいいち―いいもの、あえる、いち―」が28日~3月2日、仙台市青葉区のアエル2階アトリウムで開かれる。市産業振興事業団とアエルの主催。

 18店が出展。岩手県の郷土菓子「ぶどう飴(あめ)」(盛岡市)、猫神様の足跡をモチーフにした生どら焼き(宮城県丸森町)などの食品と、宮城県の伝統工芸品「玉虫塗」の技法を用いた短冊型のしおり(仙台市)、ネコの姿をしたこけし「ねこけし」(山形県酒田市)といった雑貨の計80点が並ぶ。

 こけしの絵付け、手ぬぐいやハンカチの染色といったワークショップもある。プロのカメラマンが常駐してかわいい画像が撮れるこつをレクチャーし、交流サイト(SNS)に投稿してもらう。

 事業団は10年前からウェブサイト「暮らす仙台」で東北の良品を紹介してきた。「実際に手に取って見たい」という読者の声を受け、職員らが主に30~40代の女性やファミリー向けに、手頃で魅力的な商品をピックアップした。

 販路開拓支援課の玉置光好課長(41)は「他ではあまり見かけないような、これからメジャーになりそうな商品を選んだ。流行を発見する面白さを体感してほしい」と話す。

 午前10時~午後7時(最終日は午後5時)。入場無料。連絡先は事業団022(724)1125。

こけしの絵付け体験

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