ラーメン支出額、山形市V8 「出前でもてなす文化」一因に?

2020年度に山形県内で展開されたスタンプラリーのラーメンマップ。食べ歩きも人気だ

 「王座」は揺るがなかった。山形県は31日、総務省が2020年度にまとめた家計調査の結果、外食でのラーメンの年間支出金額で山形市が8年連続で全国一になったと発表した。支出額は全国平均の2倍以上で、麺好きの県民性が改めて示された。

 調査結果によると、「中華そば」の山形市の支出額は1万4473円で全国平均6447円を大きく上回った。2位の新潟市(1万1991円)を約2500円も引き離し、最下位(52位)の和歌山市(3118円)の5倍近くとなった。

 8年連続で1位に輝いた理由について、県統計企画課の担当者は「ラーメンを置くそば店も多いなど市民が外食する機会が多く、来客に出前のラーメンでもてなす文化もあるためではないか」とみる。

 他の麺類は同じ外食部門で「日本そば・うどん」が5位。家庭消費用の穀類部門で「中華麺」「生うどん・そば」がそれぞれ3位、「カップ麺」「乾うどん・そば」がともに4位といずれも上位を占めた。

 山形市が1位となったのは他に7項目あり、郷土料理の芋煮に欠かせない「こんにゃく」が24年連続、「さといも」が12年連続、「しょうゆ」が9年連続。昨年2位だった「たけのこ」なども加わった。

 家計調査は全国の都道府県所在地と政令指定都市を対象に、2018~20年の平均値から算出。総務省が3月に公表した数値を基に、県が山形市の状況をまとめた。

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