ワクチン副反応、2回目は4割超が発熱 山形大、医療従事者に調査

 山形大医学部は、新型コロナウイルスワクチンを接種した医療従事者の副反応を調査したところ、2回目の接種後は4割に37・5度以上の発熱があったと発表した。調査対象とした全9項目の症状はいずれも2回目の接種時の方が長く、程度も重かったが、ほとんどは1~3日で回復した。

 調査した副反応は(1)注射部位の痛み(2)腫れ(3)発熱(4)倦怠(けんたい)感(5)頭痛(6)悪寒(7)吐き気(8)注射部位以外の筋肉痛(9)関節痛-の症状。注射部位の痛みは1回目が91・5%、2回目が91・6%の人が「あった」と答え、全項目で最も割合が高かった。

 「発熱があった」と回答したのは1回目の3・3%に対し、2回目は43・4%と大幅に上昇。2回目の接種時に倦怠感を感じた人も80・7%に上り、1回目より45・3ポイント高かった。

 症状の持続時間は1回目が「1、2日」、2回目は「2、3日」との回答が多かった。一部の人は内服薬による治療を受けたが、重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」を発症した人はいなかった。

 集計した山形大医学部付属病院講師の井上純人医師は「症状が出る確率は他のワクチンよりも高いが、副反応を過剰に恐れずに接種を受けてほしい」と話す。

 調査は、3月8日~4月9日に接種を受けた20~70代の山形大医学部付属病院職員と同大医学部の学生を対象にオンラインで実施。1回目の接種後は1247人、2回目は974人が回答した。

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