閉じる

第3部・震災の影(6)尽きぬ憂鬱 原発災禍、乱れる河川

 相馬市北飯渕地区の宇多川沿い。対岸の河川敷に、厚さ数十センチの土砂が不自然な段丘をつくっている。

 川べりの散歩が日課の渡辺茂雄さん(72)によると「(昨年の)台風19号で川が増水してからできた」という。他の住民らも「大雨のたびに土砂がたまる」と証言する。

 台風の豪雨による増水で地区の堤防が決壊。一…

残り 980文字

このページは有料記事です。まずは無料でID登録を!

河北新報ID登録で
1日1本の有料記事が読める!!
今すぐ申し込む

関連リンク

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

最新写真特集