仙台駅周辺の6時代鮮明「街の変遷思い散策を」 市内出版社、藩制以降の地図集販売

風の時編集部が発行した仙臺六図。江戸から令和までの地図を見比べることができる

 仙台市宮城野区の出版社「風の時編集部」が、藩制時代以降のJR仙台駅周辺の地図を集めた「仙臺(せんだい)六図 仙台駅界隈(かいわい)」を販売している。新型コロナウイルス禍で3密回避が求められる中、街並みの歴史的変遷に思いをはせながら一人歩きを楽しんでほしいと企画した。

 六図は縦約30センチ、幅約120センチ。元禄年間(1691~92年)から令和(2020年)までの異なる年代に製作された計6種類の地図を蛇腹折りで収録した。

 地図を見比べると「青葉通」の名称が戦後になって登場することや、1976年に廃止された仙台市電の線路の変遷が確認できる。元寺小路(宮城野区)周辺には藩制時代に多くの寺があり、町名の由来が読み取れる。

 同社代表の佐藤正実さん(56)は「仙臺六図をお供に街を散策し、タイムトラベル気分を味わってほしい」とPRする。

 仙台駅周辺のオリジナルマップが作れる白地図を、同社ウェブサイトに掲載している。元市文化財課職員でNHKの人気番組「ブラタモリ」に出演した木村浩二さんが六図の楽しみ方を紹介する動画も、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開中だ。

 仙臺六図は1000部発行した。1部1650円。青葉区の金港堂など市内の書店や大手通販サイト楽天市場で販売している。連絡先は風の時編集部022(295)9568。

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