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荒浜っ子(3)遠藤ひなさん、龍斗さん 失い気付く地域の結束

 「荒浜の暮らしはかけがえのないものだった。失って初めて気付いた」

 仙台市宮城野区の東北福祉大3年遠藤ひなさん(21)と東北文化学園大2年龍斗さん(19)のきょうだいが、卒業アルバムを見ながら古里への思いを語った。

 東日本大震災当時は若林区荒浜小の5年生と4年生。津波にのまれた自宅は基礎しか残らなか…

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