平孝酒造に投資、成長戦略を支援 七十七銀グループ

 七十七銀行とグループ会社の七十七キャピタル(仙台市)は4日、日本酒「日高見」などを醸造する平孝酒造(宮城県石巻市)に投資したと発表した。ブランド価値向上など成長に向けた同社の取り組みや、将来の事業承継を支援する。

 同行と七十七キャピタルが共同出資して設立した「七十七キャピタル第2号ファンド」が、既存株主の一部から株式を買い受ける方式で昨年12月29日、投資した。金額は非公表。

 平孝酒造は1861年創業。東日本大震災で仕込み中の酒約5万リットルが販売できなくなり、酒蔵も倒壊した。2013年に再建し「魚でやるなら日高見だっちゃ!」をテーマに日本酒を造っている。

 七十七キャピタルの担当者は「投資により、安定した株主として平孝酒造の成長と次世代への橋渡しを応援したい」と話す。

 20年10月設立の第2号ファンドでは2件目の投資。株主数が多かったり、株の相続で関係性が薄れたりして事業承継が難しくなる事例が多く、今回のような資本の組み替えに対するニーズも増えているという。

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