海産物の魅力、どっと発信 重茂水産体験交流館オープン 岩手・宮古

早採りワカメをしゃぶしゃぶで試食する児童

 岩手県宮古市重茂地区に「重茂水産体験交流館」がオープンした。市が開設し、地元の重茂漁協が運営。水揚げされた海産物が食卓に上がるまでの過程や加工法を紹介し、漁業に理解を深めてもらう。
 交流館は木造平屋で床面積247平方メートル。海産物展示コーナーと体験コーナーを整備した。総事業費は9400万円。
 旬を迎えた早採りワカメのしゃぶしゃぶを皮切りに今後、焼きウニや新巻きザケなど季節の魚介類の加工手順を体験できる。直売も手掛け、地区への集客増を図る。
 食堂もあり、ワカメをふんだんに使ったラーメンやサバ入りのカレーライスなどを提供。漁業が盛んな重茂地区の食の魅力を発信する。
 愛称は重茂小の児童たちの発案で「えんやぁどっと」に決定。6年の伊藤新太君(11)は「全国の皆さんに使ってもらえる印象的な施設になってほしい」と期待を込めた。
 8日に現地であった開所式には関係者80人が出席。山本正徳市長は「宮古の水産業の魅力を丸ごと体験できる施設を通じ、水産振興につなげたい」とあいさつした。
 営業時間は午前9時~午後4時半。火曜休館。連絡先は重茂水産体験交流館0193(68)2301。

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