「関門一つ乗り切った」 大学入学共通テスト、第1日程終了

 大学入試センター試験の後継となる大学入学共通テストは17日、理科と数学が実施され、第1日程の2日間の試験を終えた。東北では計44会場で受験生が問題に向き合った。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、感染防止策の徹底を求められた東北の受験生は「無事に終わって一安心した」とほっとした表情を見せた。
 東北の会場で最多の約2300人が受験した東北大川内北キャンパス(仙台市青葉区)では、午後5時50分に最後の教科となる理科が終了すると、緊張がほぐれた様子の受験生たちが会場を後にした。
 手洗いやうがい、手指などの消毒を徹底して共通テストに臨んだ東北学院高3年の男子生徒(18)は「夏までオンライン授業で分からないところが直接聞けず大変だったが、自宅での勉強時間は増やせた。志望する私大の個別試験で力を出し切りたい」と話した。
 仙台二高3年の男子生徒(18)は、人出の多い場所を避け、外食も我慢する生活を送ってきた。「個別試験も新型コロナでどうなるか分からない不安もあるが、自分のやるべきことをやるだけ」と力を込めた。
 仙台一高出身の女子予備校生(19)は「予備校が夏まで休みになり、勉強のペースを自分でつくるのが難しかった」と影響を振り返り、「昨年より緊張せずに取り組めた。個別試験は今までの成果を発揮できるよう頑張りたい」と語った。

2日間の試験を終え、会場を後にする受験生=17日午後6時ごろ、仙台市青葉区の東北大川内北キャンパス
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