にかほ市、避難所のコロナ対策でIT企業と協定 混雑状況をネットで配信

災害時にネット上で確認できる避難所の混雑状況のイメージ〓(c)2021 Vacan,inc.

 秋田県にかほ市とIT企業「バカン」(東京)は災害時避難所の混雑情報配信に関する協定を26日に締結する。同社の情報配信サービスを利用し、スマートフォンやパソコンで混雑状況が確認できる。人の密集を避け、新型コロナウイルス対策に役立てるのが狙い。

 市内の避難所131カ所が対象。避難所の職員がスマホなどを操作し、混み具合を「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示する。避難者はインターネット上の地図で近くの施設の位置や混雑情報を確認できる。

 同社によると全国20以上の自治体と同様の協定を結んでおり、秋田県内では初。東北では昨年10月にいわき市、11月に郡山市と締結した。広報担当の町田大地さん(27)は「新型コロナの影響で避難所の『密』が気になる人は多い。災害発生時に市民の役に立ちたい」と話した。

 にかほ市は昨年9月の大雨で道路が冠水するなどの被害が出たのを受け、災害への備えを進めている。26日の締結式はリモート形式で行い、市川雄次市長や河野剛進(たかのぶ)社長らが出席する。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る