宮城県内で新型コロナウイルスの新規感染者の増加傾向が続いている。1月に入って新たに50人以上の感染者が確認される日が目立ち、医療機関の負担は増している。専門家は「危機的な状況。不要不急の外出を控えるなど感染防止策を徹底してほしい」と訴える。
県と仙台市の発表に基づく今冬の新規感染者の推移はグラフ1の通り。昨年12月中旬から1日当たり40人を超え、東京など1都3県に緊急事態宣言が出された今月7日は75人、14日は最多の87人となった。傾向を捉えやすい直近7日間の平均値は、今月中旬から50人規模で推移する。
21日までの感染者の累計は3141人。1月は既に計950人の感染が判明し、初めて月1000人を超えるペースとなっている。
県などによると12月以降、26件のクラスター(感染者集団)が発生。12月は接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店に関連する感染が目立ったが、1月以降は高齢者福祉施設や学校での集団感染が増えた。
県疾病・感染症対策室の担当者は「飲食店のほか、職場、学校、家庭など身近な場面を介して感染が連鎖している。年末年始の移動が、年明け以降の感染増加につながった可能性もある」と分析する。
PCR検査体制にも課題が生じている。東北大大学院の小坂健教授(公衆衛生学)は「患者の増加で、濃厚接触者が検査を受けるまで1週間近くかかるケースも出ている。その間、家族間などで感染するリスクが高まっている」と指摘する。
医療機関の負担も増している。県内の11月以降の毎月20日時点の確保病床数と入院患者数はグラフ2の通り。県などは病床を増やしているが、長期の療養が必要な入院患者もおり、今月20日時点で病床225に対し132人が入院する。
行政の人員不足などを理由に、同日時点で入院・療養先を調整中の患者は131人に上る。実際に入院が必要な患者はさらに多く、関係者の間では患者対応への切迫感が高まっている。
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