秋田県産牛を発酵させた「肉醤」で焼き肉のたれ きょう3種販売

26日に販売開始する肉醤を使った焼き肉のたれ

 しょっつる製造販売の諸井醸造(秋田県男鹿市)とエバラ食品工業、飲食店業「BaseLine(ベースライン)」(横手市)、秋田県総合食品研究センターは、秋田県産牛を発酵させて造った調味料「肉醤(にくしょう)」を開発した。肉醤を使った焼き肉のたれが商品化され、26日に販売が始まる。

 肉醤は、食肉加工も手掛けるベースラインが提供した県産牛のもも肉やすね肉、ホルモン、脂身などの材料と、エバラが特許を持つ液体こうじを使って開発。液体こうじはタンパク質分解力が強く、肉を使った発酵を可能にした。

 しょっつるをはじめとする県内の発酵技術を生かした新たな特産品を作ろうと、2017年に開発が始まった。利用度の低い牛の部位を使い、食品ロスの削減につなげる目的もある。

 たれは肉醤にしょっつるを配合し、しょうゆ味、みそ味、辛味の韓国風の3種類がある。濃厚でこくがある味付けで、肉のうま味、香りがより引き立つのが特長という。価格は230グラム入りで420円(税別)。食肉販売「長沼商店」(大仙市)の4店舗で扱う。

 肉醤とたれを製造する諸井醸造の諸井秀樹社長は「肉を発酵させて作る調味料は世界初と思う。しょっつるに並ぶ存在になれば」と語った。

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