秋田の自殺者、過去最少の193人 2020年、警察庁まとめ

 秋田県の2020年の自殺者数は193人(前年比24人減)で、記録が残る1979年以降で初めて200人を下回り、過去最少だったことが警察庁がまとめた集計(速報値)で分かった。25日の県自殺予防対策推進会議で報告された。
 県警によると、自殺者の内訳は男性136人(前年比23人減)、女性57人(1人減)。年代別では65歳以上の高齢者が98人で約半数を占めた。人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は19・9人で、全国で7番目に高かった。
 県内の自殺者数は03年の559人をピークに減少傾向となり、18年には206人となっていた。
 県は秋田市のNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」と連携し、昨年8月から無料通信アプリLINE(ライン)を活用した相談窓口を設置。秋田大と自殺につながる要因の分析などにも取り組んできた。
 佐竹敬久知事は会議で「一定の効果が表れている。コロナ禍の影響が遅れて出てくる可能性もあり、今後もさらに対策を強化してほしい」と話した。

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