ラーメンで「食トレ」 山形の製麺所、中高生アスリート用に新商品

中高生のアスリート向けに開発した「スポ麺」を手にする酒井専務

 山形市の製麺所が中学生、高校生のアスリート向けに高プロテインを配合した中華麺を発売した。部活動の後などに食べやすい形で体力向上に必要な栄養素を補給できるよう、地元のスポーツトレーナーらと共同で開発。保護者や学校、下部組織を持つプロスポーツクラブなどの需要を見込んでいる。
 昨年9月から酒井製麺所が商品名「スポ麺」で販売。乾麺100グラム当たり大豆や小麦、卵白に含まれるプロテインを25・7グラムと通常の約2倍含む。腸内環境を整える食物繊維も8・3グラム加えた。もちもちした食べ応えのある食感で、スープを加えるラーメンをはじめ、肉類や野菜をあえる混ぜそばなど多彩なメニューで味わえる。
 プロテインは筋力トレーニングなどの直後に摂取すれば筋肉の修復や形成に効果的とされる。関東の高校野球の強豪校が高プロテイン入りのうどんを食事に取り入れているのをヒントに開発した。
 酒井昌夫専務は「山形はラーメンの消費量が全国的にも高く、子どもたちもより食べやすいと考えた。食と栄養について意識が高まるきっかけになればいい」と語る。山形県内を中心に宮城、福島両県や関東にも販路を広げつつあるという。
 今後は食が細くなり効果的な栄養補給が欠かせない高齢者向けに、福祉施設などにも販路を拡大したい考え。酒井専務は「体づくりにラーメンを活用する意外性と親和性を通じ、『食トレ』を支えていきたい」と意気込む。
 乾麺100グラムの6食入りで1620円。同社の直売所やオンラインショップなどで販売している。連絡先は同社023(641)4126。

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