天童のものづくり現場、オンラインで見学ツアー 25日から

 山形県天童市で着地型旅行商品などを手掛けるDMC天童温泉は25日から、天童温泉周辺のものづくり企業と連携し、オンラインでものづくりの現場を見学できる無料ツアー(4回)を初めて開催する。新型コロナウイルスの影響で苦戦を強いられる地場産業がタッグを組んで温泉地や特産品の魅力を伝え、アフターコロナの交流人口拡大を図る。

 ツアーは観光庁の誘客多角化実証調査事業を活用し、じゅうたん製造販売のオリエンタルカーペット(山形県山辺町)、家具製造販売の天童木工、蔵元の出羽桜酒造(天童市)、美術工芸鋳物の菊地保寿堂(山形市)などが参画。各回にテーマがあり、じゅうたん(25日)家具(26日)天童将棋駒(3月1日)鋳物と日本酒(5日)の4コースとなる。

 ツアーに先立ち、参加コース別に、じゅうたんは玄関マットが、家具は高級椅子が、将棋駒は筆や無地の駒などの書き駒セットが、鋳物・日本酒は鉄の急須とぐい飲み、日本酒がそれぞれ自宅に届けられる。

 当日は、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも生配信され、無料視聴できる。コロナ収束後は天童温泉の宿泊施設に泊まりながら、ものづくり企業を訪れて体験する企画を予定する。

 DMC天童温泉旅行事業課リーダーの鈴木誠人さん(31)は「コロナ下でオンラインの取り組みになったが、地域の宝を生かした多様な選択肢を示し、コロナの先を見据えた選ばれる温泉地を目指す。広く発信することで特産品を購入するきっかけにもしたい」と話している。

 締め切りは、2月期が19日、3月期が24日。定員20人(家具は10人)で、応募多数の場合は抽選になる。連絡先は同社023(654)6699。

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