東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に18日、五輪相だった橋本聖子氏(56)が就任した。森喜朗前会長の舌禍を発端にしたドタバタ劇は、開催に向けた国民の不安を増大させた。新会長はこれを拭い去ることができるのか。スポーツジャーナリストの生島淳氏(53)と、2008年北京五輪ソフトボール日本代表監督の斎藤春香氏(50)=日本オリンピック委員会(JOC)元理事=に聞いた。(聞き手はスポーツ部・剣持雄治)
橋本さんは人のために尽くせる方だ。時にリーダーシップを発揮し、時には縁の下の力持ちの役割を果たす。常々、そんな印象を抱いていた。
1996年のアトランタ五輪。私はソフトボール選手、橋本さんは自転車の選手として出場した。当時、一言二言交わしたぐらいの接点しかなかったが、「エネルギーが違う。バイタリティーにあふれている」という強烈な印象が残る。冬夏計7度の五輪出場。1回出るだけでも大変なのに、同じオリンピアンとして私とは次元が違う選手だなと感じた。
この先、東京五輪が無事に開催されるのかどうかは分からない。この大会のために人生を懸けてきた選手たちの思いを、当事者だった橋本さんは理解しているだろう。
開催してほしいスポーツ界の願いはあっても、何より命が最優先。いろいろな要素を取り入れ、バランスを考えた上で、スポーツのあるべき姿を示してくれるだろう。大会の開催可否は別として、何らかのレガシー(遺産)を残してくれる気がする。
コロナ禍を乗り越え、世の中が明るくなればスポーツが盛り上がる瞬間が必ず来る。長い目で見た時、将来のことも、橋本さんは考えているのではないか。
2017、18年度、ともにJOCの理事として一緒に仕事をした。橋本さんは政界に身を置いていたこともあり、終日会議に出席できることは少なかった。五輪のため、スポーツのために骨を折っていた彼女の姿が忘れられない。その手腕に期待する。
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