福岡市にライバル宣言 仙台市長、都心再構築事業に意欲

郡和子仙台市長

 郡和子仙台市長は19日、市議会2月定例会一般質問の答弁で、福岡市を「ライバル都市」と宣言した。民間投資を呼び込み、大規模な都心再開発を進め、顕著な経済発展を続ける「九州の雄」を目標に、都市間競争に打ち勝つまちづくりに取り組むと決意表明した。

 郡市長は福岡市を「『アジアの玄関口』として、経済発展を続ける非常に勢いのある街」と高評価。「いわばライバル都市として、この動きを注視し、国内の諸都市の中でも、競争に打ち勝っていくという強い覚悟を持つ」と意気込んだ。

 福岡市は人口160万、仙台市は109万を抱える政令市。札幌、広島両市と共に「札仙広福(さっせんひろふく)」と横並びで称された時代もあったが、近年は福岡市が「天神ビッグバン」として、官民一体で民間ビルの建て替えを誘導する都市再生事業を進め、大きく成長している。

 仙台市も都心再構築プロジェクトを掲げ、ライバルを猛追する。担当する高橋新悦副市長は「新規開業率日本一を目標に取り組んだ結果、福岡とその座を争うまでになった。どこにも負けない選ばれる都市を目指して取り組む」と語った。

 質問した佐藤正昭氏(自民党)は「仙台を未来への投資ができる『稼げる街』にすべきだ。今や札幌、広島は眼中にない。福岡が唯一のライバル。仙台の英知を結集して新時代を切り開こう」とハッパを掛けた。

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