「地名カフェ」で災害の歴史学ぶ 宮城・大崎

「自然災害の歴史を忘れてはならない」と話す太宰さん(右)

 地名から災害の歴史や先人の暮らしを学ぶイベント「地名カフェ」が20日、宮城県大崎市古川の喫茶店であった。東日本大震災10年の節目を前に、被災地の地名を中心に取り上げた。

 講師は地名研究家の太宰幸子さん(77)=同市鹿島台=。東松島市矢本周辺について「立沼や新沼は河川氾濫で一時的に沼ができた歴史を物語る。鳥子のトリは水がとろとろしている状態で、水はけが悪い土地を示す」と言い、水害に注意するべき地域と説明した。

 福島県浪江町請戸は、徹底した資料調査により「割った竹を筒形に編んだ漁具を設置した場所である『ウケバ』が、ウケトに変化した」と推定した。

 8人が受講し、大崎市内の主婦(67)は「知らなかった地域の実像や先祖の生活が見えてくるようで楽しい」と感想を述べた。

 地名カフェは2015年以降、月2回開かれている。次回は3月13日午前10時半から。参加費は資料代込み1000円。連絡先はカフェ・モンテ080(1822)4994。

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