東日本大震災前の宮城県気仙沼市鹿折地区の街並みを再現した模型の展示会が16、17の両日、同市中みなと町の鹿折公民館であった。
津波や火災で大きな被害を受けた同地区を500分の1の大きさで再現。来場者は「前のかもめ通り(商店街)はこの辺」「ここは楽器店があった」などと語り合い、記憶をたどりながら建物の位置や向きを確かめた。
夫婦で訪れた小山富男さん(74)は鹿折で営んでいた自転車店と自宅が全壊し、市内の別地区に移った。小山さんは「震災前の光景は鮮明に頭に残っている。手になじんだ仕事道具が思い出された。少しつらいけど懐かしいね」と話した。
鹿折小、中で同級生だった妻の久美子さん(73)は「64年も暮らした場所は、やっぱり愛着がある。昔のお客さんの顔が頭に浮かんだ」と涙ぐんでいた。
岩手県陸前高田市の一般社団法人トナリノが主催。記憶の伝承を目的に神戸大が制作した模型を譲り受けた。本年度は釜石、大船渡、陸前高田、南三陸の4市町でも、各地の模型を展示した。
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