医療従事者のワクチン接種、年度内に4分の1弱完了へ 宮城

新型コロナウイルス感染症ワクチンと注射器

 村井嘉浩知事は22日の定例記者会見で、医療従事者向けの新型コロナウイルスワクチン接種に関する見通しを明らかにした。3月中に2回目分の接種を含めて1万5600人分を確保し、対象者約7万人のうち4分の1弱が接種できると見込む。

 知事によると、米ファイザー製のワクチン1万5600回分が3月第1~2週に宮城県内の医療機関に届き、約3週間後、2回目分として同じ量が供給される。一方、国から3月中は十分な供給を見込めないとの説明もあり、その後の見通しは示されていないという。

 欧州でのワクチンを巡る輸出規制や生産体制の現状を背景に、高齢者らの接種は当初の4月一斉スタートの想定から遅れる見込み。村井知事は「重症化しやすい高齢者の接種が終わるまで、感染拡大を防ぐのが行政の最大の役割だ」と気を引き締めた。

 JRグループと東北6県が4~9月に共同展開する大型観光宣伝「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」については、「ワクチン接種が広がれば安心感も高まる。東京五輪などの効果を合わせ、最終的に大成功だと思われるようにしたい」と述べた。

 10月には石巻市を主会場に、コロナの影響で昨年延期された第40回全国豊かな海づくり大会が控える。村井知事は「(天皇、皇后)両陛下を迎えるので、より安全な大会にしたい」と話し、改めて感染防止策を徹底する考えを強調した。

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