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畳の上でこみ上げた怒り、防災庁舎は船のように 生還の三浦さん証言

 東日本大震災の発生後、宮城県南三陸町の防災対策庁舎の屋上に避難した町職員三浦勝美さん(58)=現歌津総合支所長=は、高さ15・5メートルの大津波に流されながらも奇跡的に生還した。死の危機にひんする中、命を救ったのは偶然流れてきた1枚の畳だった。

 三浦さんは屋上からフェンス越しに濁流が遡上(そ じょ…

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