震度6強地震 新幹線被害940ヵ所 郡山-仙台間に8割集中

 宮城、福島両県で震度6強を記録した13日夜の地震で、JR東日本は26日、東北新幹線の那須塩原-一ノ関間で、設備の被害が約940カ所に上ったと発表した。震源の福島県沖に近い郡山-仙台間で約8割と被害が集中した。

 被害の主な内訳は架線を固定する金具の損傷が約550カ所、レールのずれが約220カ所、線路脇にある電柱の被災が約60本。架線は6本が断線し、高架橋の柱も10本損傷したほか、郡山駅構内が漏水した。

 福島-仙台が613カ所、郡山-福島が158カ所で被害の大半を占めた。在来線でも電柱が折れるなどの被害が約40カ所あった。

 JR東は東北、上越両新幹線の電柱計約2万本のうち、2028年度までに約5000本を補強する。今回の地震を踏まえ、補強対象などを検討する。

 地震に伴い、東北新幹線の那須塩原-盛岡間が14、15日に運休。順次復旧し、24日に全線再開した。仮復旧中のため一部区間で速度を落とすことから、東京-仙台、盛岡の所要時間は通常より約1時間長くなる。列車本数を8割程度に減らす臨時ダイヤで運行する。

 JR東の担当者は「1カ月をめどに通常ダイヤに復帰する見込みだが、一日も早く戻るように全力を尽くす」と述べた。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る