「帰ってきたくなるビーチ」若い世代が考える 七ケ浜国際村で座談会

「また帰ってきたくなる未来のビーチ」をテーマに話し合った座談会

 宮城県七ケ浜町で海に関わる事業を手掛ける若手経営者や高校生が集い、海のごみ問題や環境保全について考えるイベントが、七ケ浜国際村であった。東日本大震災の発生から11日で10年を迎えるのに合わせ、地元有志でつくるセブン・ビーチ・プロジェクト実行委員会などが主催した。

 「また帰ってきたくなる未来のビーチ」をテーマにした座談会には、11人が参加。七ケ浜町の菖蒲田海水浴場近くでカフェを営む実行委員長の久保田靖朗さんらが進行役を務め、議論を深めた。

 町内で建設業とサーフィン用品販売を手掛ける会社社長の中沢拓摩さんは、海辺のごみについて「夏にバーベキューをして、焼き台を捨てる人がいる。私たちがただ掃除するのも違うと思うし、何かしらの防止策を考えないといけない」と呼び掛けた。

 「あいさつや声掛けが大事」と指摘したのは、町内で体験型観光を企画運営する中沢友美さん。見られていないと思ってごみを捨ててる釣り客がいると指摘し「見ていますよ、と伝えるためにも積極的に声掛けをしていきたい」と話した。

 実行委は震災後、町内の海水浴場で海浜清掃やイベント開催に取り組んできた。久保田さんは「地域住民をはじめ、みんなで一つになって海の環境を考えていければいい」と話した。

 イベントは2月20日に開催され、町向洋中出身の高校生でつくる「きずなFプロジェクト」のメンバー6人も参加。中学生の頃から続けた活動を報告し、震災を伝承する手作り紙芝居を上演した。

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