復興応援、東北の食材販売 東京・丸の内でイベント、軌跡刻んだパネル展も

震災前後の航空写真を見比べる来場者

 河北新報社などが主催する東日本大震災の復興イベント「あれから10年、これから10年」が東京都千代田区の丸ビルで始まり、5日にオープニングセレモニーがあった。被災地の軌跡を刻んだパネル展が催され、4月4日までは東北食材の販売なども行う。入場無料。

 震災復興に携わる七つの企業団体でつくるコンソーシアムが主催。事務局を務める三菱地所(東京)の吉田淳一社長が「復興は道半ば。被災地の魅力を発信していく」とあいさつした。

 河北新報社の一力雅彦社長は「震災10年で区切りをつけることはできない。記憶の風化とも闘っていく」と決意を述べた。

 会場には震災直後の朝夕刊や、10年の節目に合わせた特集紙面がパネル形式で並んだ。震災やその後の熊本地震などの避難所で活用された災害用段ボールベッドも展示され、来場者は興味深そうに眺めていた。

 都内在住の会社員荘司彩花さん(28)は震災前後の沿岸部の写真を見比べ、「毎年3月11日が近づくと胸が苦しくなる。被災地の方々が元の生活に戻れる日を願っている」と話した。

 イベントは丸ビル近隣の商業施設でも同時開催され、JR東京駅構内では青森、福島両県の特産品を販売する。

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