山形県河北町で、紅花染めと津軽地方のこぎん刺しを組み合わせた工芸品「かほく紅こぎん」をブランド化する取り組みが始まる。こぎん作家が実演などを行う初めてのイベントを14日に町内で開き、魅力を広く発信する。
かほく紅こぎんは、町内産の紅花で染めたピンクや黄色の木綿糸で、こぎん刺しをあしらった工芸品を作る。味の素青森出張所長を務めた後、昨年7月に町の地域おこし協力隊に着任した蔵本善一さん(59)=大阪府出身=が発案した。
蔵本さんは紅花オイルの販売に携わったことで紅花の魅力に触れた。商品CMが同町で撮影されたのを縁に町民と交流を深め、協力隊員になった。
紅花の付加価値を高めようと、青森勤務時代に知ったこぎん刺しとのコラボレーションを思いついた。蔵本さんは「紅花はさまざまな潜在力を秘めている。紅こぎんを通じ、紅花が暮らしに根付く『紅のある暮らし』を伝えたい」と話す。
ブランド化には、弘前市のこぎん作家佐藤陽子さん(71)が協力。イベントでは、こぎん刺しの歴史の紹介や制作実演を行う。佐藤さんは「紅花染めは、化学染めとは見た目の優しさや風合いが違う。刺し子が盛んな山形でこぎんを紹介する良いきっかけにもなる」と期待する。
イベントは河北町のサハトべに花ホールで午後1時から。入場無料。連絡先は町政策推進課0237(73)5165。
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