空と陸から復興の歩み実感 日本旅行業協会東北支部が日帰りツアー発売

 東日本大震災から10年を前に、日本旅行業協会東北支部(仙台市)は8日、東日本大震災の被災地をチャーター機とバスで巡る日帰りツアーを発売した。空と陸から復興の歩みを実感してもらう。
 ツアーの目玉は仙台空港発着の遊覧飛行。日本航空が3月28日に2便、全日本空輸が4月11日に1便、それぞれ運航する。
 ルートは東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の上空を通過。いわき市付近で折り返し、海岸沿いを北上する。仙台空港上空から山形県方面に向かった後、北東に針路を変更。宮古市付近から三陸沿岸を南下する。飛行時間は1時間40分を見込む。
 日航の田中剛一東北支店長は「乗務員も東北出身者で固める予定。東北の未来に向けたフライトになる」とアピール。全日空の矢野史朗東北支社長は「復興の経過を空から見てもらい、被災地の活性化にもつなげたい」と強調した。
 フライトの合間には、語り部が同乗するバスで名取市閖上地区や岩沼市の千年希望の丘を訪問。名取市の商業施設「かわまちてらす閖上」で昼食を取る。
 価格は1万4800~3万4800円。日航が計174席(1便87席)、全日空が157席準備した。東北支部に所属する河北新報トラベルなど11業者が取り扱う。
 吉田圭吾東北支部長(日本旅行東北社長)は「旅行業界、観光業界が一丸となり、東北の復興に尽力したい」と話した。

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