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社会の行方(5完)絆/巨大な一体感に光も影も

 写真、はがき、文字でびっしりの便箋…。2月、釜石市鵜住居地区の災害公営住宅。民生委員の小野寺喜代子さん(74)が、箱から宝物を取り出した。

 避難所や仮設住宅で多くのボランティアと出会い、交流を続けてきた。「被災後の苦しさの中で、人とつながっていることに励まされた」と感謝する。

 仮設暮らしでは、周囲…

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