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「継がせなかったら良かったな」 言い残した父を追い続けて

 「農業、継がせなかったら良かったな」

 父親の最期の言葉が今も深く心に刻まれる。須賀川市大桑原の専業農家樽川和也さん(45)。8代続く農地4・5ヘクタールで、コメと野菜の複合栽培に取り組む。

 幼い頃、朝から晩まで作業の手を休められない父親の苦労を間近で見た。農繁期でもある夏休み、家族で海水浴に連れて…

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