栗原発ユーチューバー「ほーみーず」、東北を励ますミュージックビデオ公開

ミュージックビデオの中で、古里の東北を励ますほーみーずの千葉さん(左)と藤原さん

 動画投稿サイト「ユーチューブ」などを舞台に活躍する宮城県栗原市出身の人気2人組「ほーみーず」が、東日本大震災から10年になった東北を元気づけようとオリジナル曲を制作し、11日からミュージックビデオを公開している。2人は「古里の人の心の温かさと復興を世界に発信したい」と意気込む。

 ビデオは、自ら作詞作曲した歌を4分半の映像とともにまとめた。仙台市の楽天生命パーク宮城や福島県いわき市の四倉海岸、郡山市や福島県川俣町などでも撮影。同郷のお笑い芸人狩野英孝さんや、パンサーの尾形貴弘さん(宮城県東松島市出身)も出演している。

 ほーみーずは中学校の同級生だった「ちばしん」こと千葉慎太朗さん(22)=宮城大4年=と「るか」こと藤原瑠華さん(22)で構成。「地元の仲間」を意味する米国ヒップホップの隠語「ホーミー」にちなんで名付けた。

 2019年1月にチャンネル開設後、タレントやユーチューバーの「名前だけで歌ってみた」のシリーズや、学校生活に取材した動画で話題に。登録者46万人という人気を誇り、動画約250本を公開している。

 震災は、2人が小学校6年の時の出来事。栗原市では震度7の激しい揺れを観測した。千葉さんは「電気やガス、水道が止まり、地域の支え合いを実感するとともに、沿岸部のニュースを見て津波の被害に衝撃を受けた」と、当時を振り返る。

 「10年たつと震災を覚えていない子もいる。風化させず、伝えていくのが僕たちの使命」と千葉さん。「震災を振り返ると同時に、前を向いていこうと呼び掛けたい。ビデオを見て、一人でも多くの人に元気になってもらえたらうれしい」と言葉を重ねた。

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