穏やかな朝、亡き人しのび合掌 彼岸の入りに仙台・荒浜で墓参

墓前に花を手向け、静かに手を合わせる人たち=17日午前10時20分ごろ、仙台市若林区荒浜

 彼岸の入りの17日、宮城県内は晴れや曇りとなり、各地で穏やかな朝を迎えた。東日本大震災の津波被害を受けた仙台市若林区荒浜の墓地では、かつての住民らが亡き人をしのび、静かに手を合わせた。

 荒浜にあった自宅が津波で流失した名取市の主婦小幡千夏さん(33)は家族3人で墓参した。「震災から10年がたち、周りの風景が変わってきた。ご先祖様が寂しくない明るい場所になってほしい」と願った。

 仙台管区気象台によると、各地の朝の最低気温は仙台6・3度、大崎市古川4・7度、石巻4・5度など。各地で平年を4~5度ほど上回り、4月上旬から下旬並みの暖かさとなった。

 仙台の予想最高気温は平年をやや上回る12度。彼岸明けの23日までの県内は晴れの日が多い見込み。

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