震災遺構「荒浜小」の展示物を抗菌化 仙台の業者、光触媒で施工

荒浜小の展示物に抗ウイルスコーティングを施す作業員

 旅行会社ツアー・ウェーブ(仙台市)は8日、新型コロナウイルス対策として、ウイルスを不活化する効果があるとされる「光触媒コーティング」を若林区の震災遺構「荒浜小」の展示物などに無償で施した。

 同社によると、「NWコート」という光触媒コーティングをした展示物の表面に光が当たると、雑菌やウイルスが分解され、無害化するという。作業員はコンプレッサーを使い、来館者が触れる手すりや展示物、いすなどに、念入りに溶液を吹き付けていった。

 江口篤社長は感染が早期に収束し、旅行需要が回復することを願って、光触媒コーティングを行っていると説明。「早く新型コロナの影響がなくなり、日本全国の人に被災地の状況を見てもらい、震災が忘れられないようにしたい」と無償で施工した理由を語った。

河北新報のメルマガ登録はこちら
3.11大震災

復興再興

あの日から

復興の歩み


企画特集

先頭に戻る