飯舘村民にもワクチン接種 福島市、村と協定へ

 木幡浩福島市長は18日の臨時記者会見で、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県飯舘村から市内への避難者に加え、村内居住者にも市が新型コロナウイルスのワクチンを接種する方針を明らかにした。22日、村と協定書を締結する。
 村からの要請を受けて決定した。木幡市長は帰還後も市内と2地域居住を続けている村民が多い実態を指摘。「市内の方が(接種会場などの)選択肢が広がっていい」と述べ、村内に診療所が一つしかないため村独自で態勢を構築するのが難しいことも理由に挙げた。
 村によると、1日現在の住民登録者5206人のうち実際に居住しているのは1481人。避難先は市内が2316人で最も多い。
 木幡市長はまた、市と村の高齢者入所施設計15カ所で4月19日からワクチン接種を行う方針も示した。高齢者への接種終了は7月末を見込み、当初計画より1カ月ほど遅れるという。

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