感染封じ込め追加対策を検討 緊急事態の宮城県と仙台市、きょう判断

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスのリバウンド(感染再拡大)で宮城県と仙台市が独自に出した緊急事態宣言を巡り、県と市は20日、感染封じ込めの追加対策を講じる方向で調整に入った。保健師の派遣など医療・検査体制の充実に加え、酒類提供店への時短営業要請も検討の対象となる見通し。21日にも対策会議を県庁で開き、最終決定する。

 県内では20日、1日の新規感染者が125人と過去最多を更新。12~18日の人口10万人当たり感染者数は全国都道府県で最悪の19・38人(前週比8・9人増)に達し、事前協議で早期の対策が必要と判断した。

 コロナ対策に絡み、従来通り県単位の運用を続けるか、改正特別措置法に盛り込まれた市町村など特定地域に限定する「まん延防止等重点措置」を適用するかも議題に上るとみられる。

 政府分科会に基づく県内の感染状況は現在、ステージ2(漸増)だが、個別の指標は軒並み3(急増)や4(爆発的)に悪化。やや余裕があった確保病床使用率も3(急増)に迫る。

 村井嘉浩知事は独自の宣言を出した18日の記者会見で「『ステージ3』に入る前に次の対策を打つ」と表明していた。

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