眼鏡型端末でスマート農業 秋田県立大とKDDIが連携協定

眼鏡のように装着して使用する「スマートグラス」

 秋田県立大(秋田市)はKDDIと連携し、眼鏡型のデジタル端末「スマートグラス」を活用した農業実習などの授業に力を入れる。端末を装着した学生と指導教員をインターネットで結び、学生が端末で見ている画面に教員がパソコンから指示を出すなどして営農技術の習得を促す。

 4月に開設する同大のスマート農業の拠点施設「アグリイノベーション教育研究センター」(秋田県大潟村)で使用する。パソコン1台で最大12のスマートグラスとつなぐことが可能。学生視点の映像に文字を書き込むなどして指導する。

 端末の映像は保存することができ、実習の記録を振り返る授業なども想定している。

 KDDIによると、大学側との意見交換の中で、県内の農業従事者が減少し、ベテランの勘や経験に頼った営農が多く、若者がノウハウを会得しにくいなどの課題が見つかったという。

 秋田市のキャンパスで22日、スマート農業による地域活性化に関する協定の締結式があった。小林淳一学長は「研究成果を秋田の新しい農業のため還元していきたい」と話し、松嶋伸一郎東北総支社長は「協定が課題解決の一助になれば」と語った。

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