慶長遣欧使節船協会30周年 石巻で記念碑除幕

除幕された記念碑を囲む出席者

 慶長遣欧使節船協会の設立30周年記念碑の除幕式が27日、宮城県石巻市渡波の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)であった。

 施設入り口近くに建てた記念碑は横約2・6メートル、高さ約1・3メートル、奥行き約0・5メートル。石巻特産の井内石を使った。造形作家林範親さん(73)=仙台市青葉区=がデザインを担当。復元船「サン・ファン・バウティスタ号」が帆を上げ海原を進む図柄を彫り込んだ。

 式には関係者ら約20人が出席。協会の一力雅彦代表理事が「30周年を機に新時代に適合する活動に励む」とあいさつし、亀山紘石巻市長ら4人が除幕した。

 協会の前身の慶長遣欧使節船復元準備会は1990年12月に発足した。記念碑建立は協会の自主事業で整備費は約380万円。

 施設に展示されている木造の復元船は93年の完成で老朽化が進み、県が修復を断念した。繊維強化プラスチック(FRP)製で4分の1の大きさの後継船を2024年度に造る計画となっている。

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