夜の街、人も明かりもなく 山形市で時短要請始まる

時短要請が始まり、明かりが消えた山形市七日町の繁華街を巡視する市職員ら=27日午後9時10分ごろ(画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルスの感染が急拡大する山形市で27日、山形県の独自の緊急事態宣言に基づく飲食店への時間短縮要請が始まった。接待を伴う飲食店と酒類を提供する飲食店の市内約1200店舗を対象に、午後9時までの閉店を求める。夜の街から人と明かりが消えた。
 JR山形駅前や七日町などの繁華街では、期間中に休業を決めた店も多く、短縮営業の時間内でもひっそり。営業した店も慌ただしく早じまいの準備に追われた。閑散とした街を県と市の職員らが巡視し、要請に応じない店をチェックした。
 山形駅前はながさ通り飲食店組合の酒井貞昭理事長(56)は「例年なら年度末の3月は1年で一番忙しい時期。感染が落ち着き、通常の人出が戻ることを願いたい」と寂しそうだった。
 期限は4月11日。全期間で協力した店舗に、県と市が支援金計80万円を支給する。吉村美栄子知事は「ワクチン接種が目の前に来ている。今こそ我慢のし時で、要請をしっかり守ってほしい」と求めた。

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