東日本大震災の最大被災地の宮城県石巻市で28日、犠牲者追悼と記憶伝承の役割を担う石巻南浜津波復興祈念公園が開園した。津波と火災で多くの住民が亡くなった南浜・門脇地区一帯が広大な祈りの場に生まれ変わった。
公園の広さは38・8ヘクタール。国、宮城県、市が整備し、2017年3月から工事を進めてきた。総事業費は約76億円。岩手、宮城、福島の被災3県で国が整備に関わる復興祈念公園3カ所のうち、工事完了に伴う全面開園は初めて。
午後1時半の開園に合わせ、集まった市民ら約10人が公園中央の「祈りの場」で献花。黙とうをささげて震災の犠牲者を悼んだ。
公園で活動する市民団体を束ねる組織の代表で「がんばろう!石巻の会」の黒沢健一事務局長は献花後に「かつてここで多くの人が暮らしていた。市民の気持ちを大切にしながら、心がこもった公園をつくり上げたい」と話した。
公園そばに自宅を再建した石巻市門脇4丁目の無職福田恵子さん(82)は「造成工事で毎日のように景色が変わっていった。亡くなった多くの方を悼む場になってほしい」と願った。
新型コロナウイルス感染再拡大の影響で国などは開園式典を中止。津波の猛威などを伝える津波伝承館の開館を延期した。
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