津波注意報で避難指示 石巻市、発令基準見直し

石巻市役所

 宮城県石巻市は29日、県の津波対策指針に合わせ、津波注意報の発表とともに市民に避難指示を出すよう市の避難判断基準を見直したと発表した。運用開始は26日。
 県の指針では区域をあらかじめ決めて避難を促すよう定めていることから、市街地部は西浜町や魚町など、新たに整備した高盛り土道路より海側の区域を避難指示の対象とした。
 半島沿岸部は、東日本大震災後、災害危険区域に指定された荻浜、河北、雄勝、北上、牡鹿の低平地エリアを対象区域に定めた。
 市危機対策課の担当者は「運用を見直したことに伴って避難指示を発令することになる。迅速な避難につなげてほしい」と述べた。
 20日の最大震度5強の地震で、石巻市を含む県内の沿岸6市町が県の指針と異なり、避難指示を出さなかった。

東松島市も手順を改定

 東松島市は、県の津波対策指針に合わせ、津波注意報が発表された時点で住民に避難指示を出すよう職員の初動マニュアルを見直した。改定は21日付。
 市は2018年3月に県指針を踏まえ、市地域防災計画を改定した。職員の初動マニュアルには反映せず「避難勧告」のままになっていたという。

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