秋田火力4号機、23年3月廃止 東北電、施設老朽化で

東北電力の2021年度の電源開発計画〔注〕出力の単位は万キロワット。-は建設中か運転中

 東北電力は31日、老朽化が進む秋田火力発電所4号機(秋田市、出力60万キロワット)を2023年3月で廃止すると表明した。発電効率の高い発電所への転換の一環で、最新鋭の上越火力1号機(新潟県上越市、57万2000キロワット)は運転開始を半年前倒し、22年12月とする。

 東北電は同日、21年度の電源開発計画=表=を発表した。上越1号機は新規開発のガスタービンの性能確認などが順調に進み、運転開始を早められるという。水力は新上松沢(青森市)、鳴瀬川(宮城県加美町)の両発電所の着工時期などを新たに盛り込んだ。

 東通原発2号機(青森県東通村、138万5000キロワット)は20年度と同じく、着工、運転開始とも未定。

 東北電力ネットワークも同日、21年度の送変電整備計画を公表。秋田県北部における電力系統の増強に向けた工事を新規計上した。

 東北電と東北電ネットの21年度の設備投資額は、再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の安全対策工事費など3000億円程度を見込む。

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