宮城、感染最多200人 独自緊急宣言後も衰えず

 宮城県と仙台市は31日、10歳未満~90代の男女200人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染発表が200人に達したのは初めて。3月24日の171人を大きく上回り、過去最多を更新した。18日に独自の緊急事態宣言を出し、2週間が経過したが、感染拡大の勢いは依然として衰えていない。

 新規感染者は仙台市が過去2番目に多い123人、同市以外の25市町の合計が過去最多の77人。現時点で115人(57・5%)の感染経路が分かっていない。

 仙台市以外の内訳は名取市11人、石巻市、多賀城市が各8人、加美町7人、富谷市6人、利府町5人、岩沼市4人、塩釜市、気仙沼市、大郷町が各3人、大崎市、亘理町、柴田町、七ケ浜町が各2人、登米市、白石市、角田市、東松島市、山元町、色麻町、美里町、南三陸町、蔵王町、大河原町、村田町が各1人。

 大河原町の酒類提供の飲食店「とり八」で31日までに従業員と利用者計9人の感染が判明し、県はクラスター(感染者集団)発生と断定した。濃厚接触者を特定できない恐れがあるとして、店名を公表した。

 多賀城市の幼稚園では既に発表した患者を含め3人の感染が分かり、県は業種・業態を明らかにした。

 県内の療養者は午後3時時点で過去最多の1391人に達した。うち入院中は161人で、確保した病床241床の66・8%を占めた。入院・療養先調整中も最多646人に増加した。

 累計感染者は6038人(仙台市内は3969人)。うち4493人が既に退院・療養解除となった。

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