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震災詩歌 詠み人たちの10年(中) 色あせぬ大島 遠い記憶

 坂道を上って小学校の前に出ると、気仙沼市内を一望できる。海の向こうには、遠く大島が見える。毎日散歩中に立ち止まり、離れた故郷をしのぶのが日課になっている。

 菊田島椿(とうしゅん)=本名・菊田信一=さん(93)は、東日本大震災まで80年以上を大島で過ごした。津波で自宅が流され、現在は市本土の九条地区…

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