クルーズ船での重症者発生を想定 秋田港で受け入れ訓練

新型コロナウイルスの重症患者を救急車に移す手順を確認する訓練

 秋田県と秋田市は16日、新型コロナウイルスの感染防止など、クルーズ船の乗客を安全に受け入れるための訓練を秋田港の専用旅客ターミナルで実施した。昨年度中止されたクルーズ船の寄港再開を目指す。
 訓練には市消防本部や秋田海上保安部などの約30人が参加した。ターミナル内の観光案内所では3密を避けて行動するよう呼び掛けることを確認。土産品業者や飲食業者らの体調確認をする受付場所として、ターミナルの外に設置したテントを視察した。
 船内で入院が必要な新型コロナの重症者がいることを想定した訓練も実施。陰圧式搬送装置「アイソレーター」に入れた患者をストレッチャーに乗せ救急車に移す手順などを確かめた。
 県建設部の鮫島和範港湾技監は「感染者が出たら市や船との連携が必要。事前に聞くことを整理するなど連絡体制を充実させたい」と話した。
 県内へのクルーズ船の寄港は2014年度から増加し、19年度は26回と過去最多だった。20年度は中止となり、本年度は6~9月に国内のクルーズ船を計8回受け入れる。4、5月に予定していた寄港は、県が独自に設定した警戒レベルを引き上げたことを受け、中止となった。

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