宮城県塩釜市に住む75歳以上の1人暮らしの高齢者のうち、約45%が月に1、2回以下しか外出していなことが市の調査で分かった。市は、新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する人が増えたことが要因の一つと分析。ICT(情報通信技術)を活用し、遠隔で日常生活を見守るシステムを本年度導入し、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支援する方針だ。
調査によると、外出頻度について「月に1、2回」と回答した人が678人(28・5%)と最多で、「ほとんどなし」も396人(16・6%)に上った。「毎日」は164人(6・9%)だった。
日中の主な過ごし方は、「主にテレビなど」が1469人(59・6%)、「趣味」が557人(22・6%)、「仕事・役割」が139人(5・6%)の順となった。
調査対象は昨年8月末現在で市内在住の2558人。市が新型コロナ対策として昨年9月に食品や脳トレの本を詰めた応援パックを送付した際、配送ドライバーが安否確認を兼ねて一人一人に聞き取った。有効回答数は2274(回答率88・9%)。
市は調査結果を受け、75歳以上の独居高齢者世帯を対象にした見守りシステムを構築。ドアなどにセンサーを取り付け、居住者の活動状況を家族に連絡する。事業費は486万円で、10月稼働予定。
佐藤光樹市長は「外出頻度がここまで少ないとは驚いた。コロナ禍で通院なども控えていると聞く。行政として健康づくりや外に出てもらう工夫を講じ、元気に過ごしてもらえるよう考えたい」と話した。
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