断熱しっかり、移動式の木造住宅発売 仮設住宅や期間限定店舗に

「スマートモデューロ」の内部。水道設備なども追加で取り付けられる=富谷市の北洲

 住宅メーカーの北洲(宮城県富谷市)は、災害時の応急仮設住宅などとして使える移動式木造住宅「スマートモデューロ」を発売した。北海道の業者が開発した技術を基にしたコンテナ式の住宅で、主に岩手、宮城、福島の3県で販売する。

 1基の幅は2・4メートル、長さ12・0メートル、高さ2・9メートル。輸入木材を使った在来工法で造り、外断熱などを充実させ、北海道の省エネ基準を満たしているという。

 照明や自動換気などを備え、トイレや洗面台、ユニットバスといった水道設備、壁などを追加で取り付けられる。横に並べたり上に積んだりして複数を組み合わせ、階段を付けるなどして3階建てまでの上層構造にできる。

 同社の担当者は「暖かく快適な住まいを、非常時にスピーディーに提供したい」と話す。仮設住宅のほか、期間限定の店舗などでの利用を見込む。

 北海道の住宅メーカーを中心につくる日本ムービングハウス協会(札幌市)とパートナー契約を結び、4月に生産、販売を始めた。

 1基660万円。注文を基に北上市の工場で製造し、最短で2週間程度で納品する。連絡先は同社建設・資材事業部022(237)5711。

仮設住宅などでの利用を見込む「スマートモデューロ」=富谷市の北洲

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