研究者として生き残る女性は2人に1人。シビアなデータを東北大男女共同参画推進センター作成の冊子で見た。研究力強化に人材の多様性は欠かせないことをPRしようと、3月に学内で配った。
「生き残り率」は学内の教員と博士後期課程の大学院生の男女比を単純比較した。2020年度の女性比率は院生30・7%に対し、教員16・9%。女性教員の比率は過去最高だが、まだ途上だ。
センターの小川真理子准教授は「女性の院生は3割に増えたのに、研究者への道には壁がある」と残念がる。仕事と家庭の両立などサポート体制の整備とともに、意識面に改めて目を向けた。
冊子は、男女格差の要因に「女性は数学が苦手」といった無意識のバイアス(偏見)を挙げる。演奏者の姿を隠し、音だけで選考した米国オーケストラの女性団員比率が急上昇した例も示した。
東北大は本年度中に女性教員比率を19%とする目標を掲げる。「リーダーになるのをためらうなど女性自身のバイアス解消も必要」と小川准教授。意識と制度、両面からのアプローチが欠かせない。
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