マスク外してオンライン英語 角田の元教諭が開設 「音読の楽しさ伝えたい」

パソコンでオンライン英語教室の準備を進める大石さん

 新型コロナウイルス下でも感染を恐れずに子どもたちに英語を学んでもらおうと、宮城県角田市の元中学校教諭大石利枝さん(49)が、オンラインシステムを用いた双方向型の英語教室を4月に開設した。「全国の児童生徒とマスクを外し、英語の音読に取り組める」と意気込む。

 宮城県南の中学を中心に25年にわたって教壇に立ち、2020年度限りで退職した。「受験対策にとどまらず、学ぶ楽しさを伝えたい」と地元に英語教室を開く構想を抱き、新型コロナの感染拡大で普及したビデオ会議アプリに着目。「全国とつながれる。学びの場が地域の枠にとらわれる時代ではなくなった」と考えた。

 中学の授業ではマスクを着用していた。発音を口の動きで示せず、「感染の不安があるので仕方がないが、英語を教える本来の姿とは言いづらい」との思いもあった。オンライン形式を生かし、「パソコンの画面越しに、楽しく口の動きのエクササイズをしたい」と張り切る。

 教室名は「HukLuck(ハクラク)」。小学3・4年、5・6年、中学3年の3コースがあり、大石さんの自宅と児童生徒たちの自宅を結んでグループレッスンを行う。

 小学生のコースは週に1回1時間で、英語の上達に効果的とされる暗唱や音読が中心。英文の教材を画面で共有しながら大石さんの音読を児童が聞き、続いてまねて声に出してもらう。「自分なりに表現方法を考えながら読むと、英語の力が身に付く」という。

 中学生のレッスンは週2回1時間ずつ。英語への苦手意識を取り除くことに重点を置く。学習への意欲を高められるよう生徒との対話にも心を配る考えだ。

 「安心できるオンライン環境で、学ぶ楽しさを感じてもらいたい」と望む。入会の申し込みや問い合わせは習い事教室の紹介サイト「子どもスクールナビ」から。入会金や月謝などの詳細を掲載している。

河北新報のメルマガ登録はこちら
新型コロナ関連

企画特集

先頭に戻る