高齢者の一般接種、5月後半は困難に 仙台市

新型コロナウイルスのワクチン接種

 郡和子仙台市長は28日、新型コロナウイルスワクチン接種に関し、65歳以上の高齢者への個別、集団接種の開始が6月以降にずれ込む見通しを明らかにした。定例記者会見で、当初見込んだ5月後半開始が困難になったとの認識を示した。

 郡市長はかかりつけ医による個別接種が8割、市民センターなどでの集団接種が2割と想定していると説明。「個別接種を厚くする方が効果的と市医師会とも話している。医療従事者への接種を迅速に進め、できるだけ早く高齢者の一般接種を始めたい」と述べた。

 市によると、20日に始まった特別養護老人ホームの入所者・職員への優先接種は、27日時点で6施設181人が済ませた。4月中に約300人の接種が終わる見通しで、対象者約9800人の3・1%となる。

 仙台医療圏の確保病床の使用率が減少傾向にあることには「陽性患者が急速に増え、一般病床をコロナ病床に変えてもらっている。入院割合が下がるのは当然で、医療現場の厳しい状況は変わらない」と話した。

 5月11日までの延長が決定したまん延防止等重点措置の解除判断の時期は「医療現場や保健所は依然として厳しい。近未来のこととはいえ、断言はできない」と慎重に判断するとした。

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