新型コロナウイルスの感染が拡大して2度目の大型連休が29日、スタートした。変異株による感染者の急増が懸念される中、昨年に続き県境をまたぐ移動の自粛などが呼び掛けられ、東北の交通機関の利用は少なかった。
東北自動車道の通行車両は上下線ともまばら。パーキングエリアやサービスエリアに立ち寄った人々も短時間で切り上げ、車に乗り込んでいた。
「まん延防止等重点措置」の対象地域となっている仙台市のJR仙台駅では、初日の29日、厳戒態勢だった昨年より乗降客が多かったが、東北新幹線の利用は少なく、帰省客らで混雑する光景は見られなかった。
3度目の緊急事態宣言が出された東京方面から仙台駅に到着した新幹線は、空席が目立った。JR東日本によると、東北・山形新幹線の自由席乗車率は上りが5~25%、下りは5~30%。ほとんどの列車が1桁台で、0%もあった昨年より乗車率は高かった。
埼玉県から来た女性会社員(34)は「誰にも会わず、温泉宿でゆっくりする。本当は仙台にいる母に会いたいけれど」と、寂しそうに話した。
宇都宮市の沢本和恵さん(60)は、フィギュアスケートの羽生結弦選手が出演するアイスショーを見に、新幹線を乗り換えて八戸市に行くという。「会食を控え、日帰りする。歓声を上げず、しっかり目に焼き付けたい」
感染対策をして東京方面に向かう人も。仙台市太白区の主婦川村多津子さん(77)は「川崎市にいる102歳の母の体調が悪い。コロナで1年半も会えずにいたので、今は少しでもそばにいたい」と語り、マスクを2重に着けて新幹線に乗り込んだ。
「仕事上、今が稼ぎ時。出張せざるを得ない」と言うのは仙台市在住の男性会社員(43)。「感染への不安はあるが、自己管理を徹底して予防するしかない」と強調した。
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