「川反」でPCR検査キット配布 秋田県と市、3295人分

佐竹知事(右)からPCR検査キットを手渡される長沢さん

 秋田県と秋田市は6日、同市大町の歓楽街「川反」で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、PCR検査キットの飲食店への無料配布を始めた。キットは3295人分を用意し、5月中に659店に配る。

 県と市の職員計8人が2人一組で各店を訪問し経営者らに配った。初日は佐竹敬久知事と穂積志市長も参加し、老舗バー「レディー」では従業員5人分のキットを手渡した。

 チーフバーテンダーの長沢欽一さん(54)は「地域住民から感染への不安の声が出ていた。すぐにでもキットを活用し、安心して店が利用できることをアピールしたい」と話した。

 佐竹知事は配布後、「キットは感染を広げてしまうことが多い無症状者の早期発見に有効」と述べ、穂積市長は「経営が厳しいという声もあった。支援を進めたい」と語った。

 市は11日の市議会臨時会で予算案可決後、業者に委託し本格的に配る予定だが、感染者が急増しており、職員による手渡しでの「先行配布」を決めた。11日まで実施する。川反に近い市の「まちなか観光案内所」でも7~13日、希望する飲食店関係者に配る。

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