求職者支援、宮城県が「応援センター」 県内7カ所に開設

宮城県庁舎

 宮城県は6日、求職者を支援する「みやぎ人財活躍応援センター」を県内7カ所に開設する。女性や高齢者、引きこもりなど潜在的な働き手の発掘に力を入れ、専門家による指導や企業とのマッチングを通じ、地元での就職を後押しする。

 センターの愛称は「みやぎシゴトサポーター」。大崎、石巻、気仙沼3市と大河原町に置く主要拠点には、キャリアコンサルタントや企業訪問担当者ら約5人が平日と月2回の土曜日に常駐。求職者に県内企業のニーズを伝え、応募書類の作成や面接練習を手伝う。

 富谷、栗原、登米の3市にはサテライトを設け、主要拠点から1、2人を週1回派遣する。出張相談会やセミナー、個別企業見学会、合同説明会も企画する。

 県は2013年度、東日本大震災で被災した失業者や企業を支援する「沿岸地域就職サポートセンター」を石巻、気仙沼、塩釜各市に開設。毎年計約1200人の雇用を実現した。

 国の復興・創生期間の終了に伴い21年3月に閉鎖したが、ニーズが大きいとして広範囲での展開を構想。仙台市に04年に開いた「ジョブカフェ」と合わせ、全県をカバーする体制を敷いた。引き続き人材派遣会社のシグマテック(東京)に業務を委託する。21年度の事業費は約1億2000万円。

 県雇用対策課の木村雅春課長は「全県で情報ネットワークを築いてマッチングの成功率を高め、働く意欲を掘り起こしたい。新型コロナウイルス禍での人材の需給アンバランス解消にもつなげる」と話す。

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